夫が不動産ブームだった昨年のこと
格安で売りに出ていた郊外のマンションを見に行きました。湖沿いの立地で景観良し。昔のリゾートマンションです。
昭和48年築、約60平米2LDK、駐車場有り、60万円ぽっきり!
この60万円というお値段に、さぞワケありなんだろう、と予想はしておりました。
実際見に行って、これはちょっと~~( ̄□ ̄;)!!
素人でもわかる難点がゴロゴロ。
・自主管理⇒つまりちゃんとした管理組合がない=(見るからに)ほったらかし。
・一度も修繕、補修されていない。
・今後も修繕計画、建て替え計画なし。
・マンション入り口からすべて、中も外も荒れている。共有スペースにゴチャゴチャ積み上げられたガラクタ?ゴミ?があちこち山のようになっている(最後に掃除したのはいつ??)
・半数が実際には誰も住んでいない空室。何部屋も売りに出ていました。
・建物全体から漂う匂い。消臭剤とホコリと湿気が合体(?)したみたいな、鼻にツンと来る匂いが気になりました。
サビサビにさびて、ボロボロの手すりとか、きしむエレベーター、まるでホラー映画が撮れそうな雰囲気
いろんな意味で、昭和で時が止まったまんまの建物・・・・
タダでもいらない!という物件でした。
この地域でたくさん売りに出ている「昭和のリゾートマンション」。
売値に惹かれて買ってしまうと(多分)廃墟になるまでずっと所有するしかありません。だって、需要がないから格安なのであって、しかも固定資産税や管理費は毎月かかるし、全然お得じゃない(-_-;)
それにしても、建物にも、所有者や住人の意識が現れるものですね~
中古マンションは管理が重要ポイントですが、本当にその通り・・・いい勉強になりました。